「どんどん増えていく子どもたちの絵が革小物に」アクセサリー作家 上原未来 & 龍兵 上原さんご夫婦 インタビュー

まずは、自己紹介からお願いします。

はじめまして「uenimuku」という名で刺繍アクセサリーをつくっています。minneと奈良県にある幸多箱さんにて委託販売中しています。
アクセサリーの他、タペストリーなどもオーダーメイドで製作しています。 昔からもったいない精神が強くて、今現在、SDGsについて何かできないか考えており、古着で作るアクセサリーfusa-fusaを製作中です。
夫の龍兵さんは大阪の吹田市で美容師をしています。

 

上原さんのminneアカウント

今回のデザイナーのお名前年齢を教えてください

凪(ナギ)7才、一然(イチゼン)9才、湧(ワク)4才です。

一然ちゃん凪ちゃん湧ちゃんはそれぞれどんな子ですか?

一然は、兄弟の中では1番慎重派。
車が大好きで、高級車を見つける事に長けています。
雨上がりにはびしょ濡れになって自転車を漕ぐ事にはまっていて、よく服が泥まみれになる。面白動画とゲームも大好きな食いしん坊主。将来の夢は高級外車屋さん。

凪は、創作意欲が高いアーティスト肌。物作り系のYouTubeをよく見ていて参考にしている模様。
身体の柔らかさも自慢 ありえない高さの竹馬やローラーブレード、Jボードなどを乗りこなし、今は何かに登る事にハマっている。将来の夢は保育園の先生かアイス屋さん。

湧は、コミュニケーション能力が高いニコニコスーパー自由人。予測のできない行動をしてよく旅(迷子)に出る。
会話がファンタジーでツンデレ。怒られても全く効かない人参大好き甘えん坊の上原家のムードメーカー。将来の夢は小学生になって保育園に行きたい。それで凪みたいになってお姉ちゃんになる。…笑 だそうです。(この後、湧ちゃんの夢は忍者に変わったそう)

アクセサリーを作られるようになったきっかけを教えてください。

臨月に入るまでは美容師をしていました。
長男が保育園に入れなかった事で、美容師への復帰はできずに、その後さらに2人の子供たちに恵まれたので、仕事復帰から育児中心の日々へと変わっていきました。

元々物作りが好きなので、育児の傍らで服を作ってみたり、マクラメ作品を作ってちょこちょことサイトで売ったりしていましたが、近所のこども園へ入園できた事で、徐々に自分の時間が増え初めて、ずっとしてみたかった刺繍に挑戦し始めたのが、2年半ほど前の事でした。

育児中はアクセサリーなどは全くつけなくなっていたのですが、ふと自分の時間ができた時に、イヤリングをつけてみると、スッと気分が上向きになるような気がして、自分でも作ってみようかな…と思った事が一つのきっかけでした。

子育てをする中でご自身の生活にプラスになっていることはございますか?

子どもたちがいる事で、毎日面白い珍事件が起こるので、ネタが絶えない(笑)
怒る事もそりゃあるけど、怒りながらも色々考えてたら笑えてくるし、ものすごく柔軟な考えができるようになった気がします。
子どもたちのおかげで広がった世界もたくさんあるし、いろんな景色を見せてもらっています。

子育てとお仕事の両立が楽しくできるコツみたいなものがあれば教えてください。

楽しんでやる方法…かはわからないけど、ある程度手を抜く事。疲れたと思ったら休む事。自分も好きなことをする。たまには子どもと共に部屋を散らかしながら遊ぶ。一緒に笑う。多少部屋が汚くても死にはしない。という精神でいる笑 

後は、細かく求めない事(家事などに対して)求めなければ、ふと、家事やお手伝いなど誰かがやってくれた時の感動や喜びがすごい◎素直にびっくりしてありがとうと言える。子どもたちもありがとう!と言われるとまた喜んで次もお手伝いしてくれて、なんだか自信につながるようです◎

子育てについてご夫婦の間で大切にされていることはありますか?

「世界には、いろんな人がおるんやで」ってことをよく伝えています。みんな違ってみんないいんだと。

後は自分で選ぶ経験を大切にしているつもりです。身近なことで言えば、例えば朝ごはん。パンかご飯か、パンは焼くのか焼かないのか、何をつけるのか、ご飯はおにぎりなのか納豆なのか…etc
めんどくさい時もあるけど、自分で選んで決めるという事は生きていく上でも役に立つかなと。後は食べ物を大切にですね

最後にご家族で、デザミンをやってみたご感想をお聞かせください。

どんどん増えていく子どもたちの絵は、飾ってある物もあるけど、しまったままの物もかなり多いので、こんな形で実用化されるというのはとても感動的でした!

自分たちの絵が、時計やバッグ等、お母さんお父さんが持てるものになれば、子どもたちはほんまに嬉しいと思うし、自信に繋がると思います。

出来上がったバッグたちを興味津々で見ていて 「嬉しかった! なんで革にこんな絵が写るん??」 っと不思議に感じていたみたいです。 とてもいい経験になりました。ありがとうございました!

上原家のデザインアイテム

  • 革の時計

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